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イビキと口臭と肥満と白髪に悩むBBAの心の内

おそらく社会底辺に属するBBAの愚痴をちらほら

自分の殻を破れないBBAにおススメ【吉祥寺だけが住みたい街ですか?】BBAの感想レビュー

BBAの読書感想文

毎日の生活や、会社のルール

スッキリしない心のモヤモヤにすっかり慣らされてませんか?

 

・アラフォー女性はこうあるべき

・これは老後のために知っておかないといけない

・この先も収入を安定させるためにコレを身につけなければ

etc…

知らず知らずのうちに

●●せねば、○○するべき等

声なき声にがんじがらめになってはいないでしょうか?

もしあなたがそんな状況だったらおススメしたい漫画があります

yanmaga.jp

1話無料でお試し読みができる

「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」です。

 

この漫画は

twitter.com

マキヒロチさんと言う方が描いていらっしゃる

不動産漫画なのですが

一言でいうと、ノスタルファンキーです。

 

私はこの漫画の1話を読んだだけで

息を吹き返した気分になりました(笑)

 

私がここまでこの漫画を評価する理由は単に

リアル私が不動産屋勤務だからですw

いいなー、こんなファンキーな不動産屋いいなーって思いまして…

現実はこうはいかないと思うけど、吉祥寺の古い不動産屋なら

ありえるかもしれないとも思いました。

 

吉祥寺だけが住みたい街ですか?ストーリー

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吉祥寺にある古いタイプの不動産屋が話の舞台です。

そこに勤める双子の女…

一人は黒髪でサイドが刈上げ&腕にゴッツイ入れ墨のポチャ子。

もう一人は金髪ハードロッカーなポチャ子。

ポチャ子双子でファンキーとか

作者は分かっていらっしゃいますね。 

*1

 

そんなファンキー双子の元へ

ちょっと悩みを抱えたお客さんがやってきます。

そのお客さんに吉祥寺以外の場所をおススメするんですが

私はこの何故おススメするに至ったかと言う経緯があるのが好きです。

 

現実の不動産でもあり得る話なんですが

漫画だとその面がクローズアップされて描かれます。

ここにその人なりのドラマがあるわけです。

 

単に家賃の問題で、通勤の問題で、部屋のサイズの問題で…

と言った理由でお部屋探しになると思うのですが

じゃあなんでそうなったのか、一緒に住む人と別れたとか

独り立ちしなきゃいけないとか、なんかちょっと胸に引っかかるような

ドラマを抱えた人がお客さんなわけです。

 

その人にいきなり●●住みましょう!と紹介するのでなく

話を聞きながら、気持ちをほぐしながら

まるでセラピーのようですよね、ファンキーな双子に

時には強引に、時にはアグレッシブに勧められるわけです(笑)

 

で、お客さんが

「あ!」と、気が付くわけです。

吉祥寺にこだわる必要がなかったってことを。

 

お客さんはどの人も自分の中の

今までこうだったからこの方が安全。

今までこうだったからこれが正解。

…なんて言う「安全圏」の中で生きているんです。

 

でもひょんなことからその外側へ出なければいけなくなった。

その外側へ出る作業をファンキーな双子が後押しをしてくれるのです。

 

自分のなかの決まった世界から外へ出るのは至難の業です。

でもそこで

 

「てめーの世界でウジウジしてんなよ!外出ろゴルァ」

 

ってファンキーに言われたら、ちょっと嬉しくありませんか?

しかもポッチャリした人に言われたら、思わずうなずいちゃったりしませんか?

作者さんは設定がうまいですよねー。

やっぱりポッチャリファンキーは最強の組み合わせだと思います。

 

新しい場所で新しい生活。

自分がずっと正しいと思っていたことから

少し見方を変えて、これでもいいじゃないかと言う発見。

新しい部屋に住むと言う事は、環境も気持ちも一新すると言う事です。

 

この漫画は1話読み終わると、不動産屋に訪れたお客さんと一緒に気持ちがクリアになるでしょう。kindleでも読めますので是非一読してみて下さい。

 

吉祥寺だけが住みたい街ですか?(1) (ヤンマガKCスペシャル)

吉祥寺だけが住みたい街ですか?(1) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

実際の不動産屋のはなし

よく駅の真ん前にある、お馴染みのリアル不動産屋は毎日数字に追われてます。

あまり一人のお客様とじっくり家を探すと言うのは難しいかもしれません。

もちろん全部が全部そうではないのですが、実際かなり流れ作業的な部分があると思います。

あまり余裕がないからお客様とじっくり向き合って

その人に最適な物件を紹介すると言う風には、なかなかいきません。

 

不動産屋の彼ら、彼女らは部屋探しのプロですから

希望に見合った物件を即座に探し出すでしょう。

この漫画に描かれていた不動産屋に勤める男性も”部屋探しが抜群に速い”と描かれていましたが、不動産屋に勤める人は結構みんな早いです。(特に店長とかね)

ただ部屋探しは得意だけど、訪れたお客さんの気持ちまでお引越しできるような営業マンにはなかなか出会えないと思います。

 

私たち不動産屋は単純に部屋探しをするだけではなくて

もうちょっと深い処、お客様の気持ちも心機一転できるような不動産屋にならなければなりませんね。だってお客様一人ひとりにドラマがあるわけですからね。

それだけ「引っ越しをする」…と言う事は大きなことなんです。

 

この漫画を読んで自分を振り返ると

やっぱりロックでファンキーなのはいいな!☆彡…と。

 

もうちょっと人情がある不動産屋を目指したらいいんじゃないかと

思うBBAでした。

*1:

Amazonのレビューではドラマを見越しての話の展開とか

評価している人もいますが

この二人に会うキャスティングを考えるならかなりはまり役がいると思います。

しかし太目な方に是非演じて頂きたいので、そうすると選択肢が限られてくるかなーと…。