今年の夏のチョコミント商品はとにかく凄い!
元ネタに”どれだけチョコミントで乗るか”だけ合戦になっている!!
ちなみにここで言う「元ネタ」とは、王道の商品の事を差します。
アイス、シュークリーム、飲料等の大きなカテゴリーから、細長いロールケーキやデビルケーキやモンブランに至る、既に人気の王道商品まで、ありとあらゆるヒット商品にいかにチョコミントと言う付加価値で売り出すかの合戦になっています。
なるほど、
いちチョコミン党としてそのブックウェーブに乗りましょう🌊
…と、言うことで2018年7月10日発売の商品
ファミリーマートさんから
- クールチョコミント 178円(税込)
- トルコ風アイスチョコチップミント 140円(税込)
- デビルズチョコミントケーキ 258円(税込)
- チョコミントクッキーシュー 150円(税込)
そしてミニストップさんから
- 無限チョコミントプリン 348円(税込)
- ふわもちロールケーキチョコミント 280円(税込)
- チョコミントモンブラン 280円(税込)
- チョコミントシュークリーム 120円(税込)
をレビューしたいと思います。
- チョコミント飲料はこれが最高地点なのか?クールチョコミント
- トルコ風はバニラがベスト?トルコ風チョコチップミント
- デビルズケーキにチョコミントを合わせるとネオデビルになるのか?
- 分かってる!!ふわもちロールケーキチョコミント
- さらに分かってる!チョコミントモンブラン
- もはやチョコミントの申し子無限チョコミントプリン
- セブンVSファミマVSミニストップのチョコミントシューどれが旨いか?
- ファミマVSミニストップまとめ
チョコミント飲料はこれが最高地点なのか?クールチョコミント
ファミリーマートさんから「クールチョコミント」飲料がでました。このチョコミント飲料のくくりで考えると、結構同様の商品は出現しています。ミニストップさんでは
こちらのショコラミントが今年も引き続き販売されています。
ファミリーマートさんのクールチョコミントのスペックは下記の通り
1本辺り240ml
エネルギー198cal
タンパク質4.3g
脂質4.6g
炭水化物34.8g
食塩相当量0.3g
と、なっております。
販売者はトーヨービバレッジさんです。このトーヨービバレッジさんは、ミニストップの「ミントティーラテ」の販売者でもあります。
私の感想ですが、ちょっとミント感強めの飲料と言った感じで、過去のスタバのチョコミント飲料とあまり変わらないかな…と言った感想です。
このチョコミント飲料ですが、個人的には絶対「紅茶」の方が合うと思っています。
何というか、ミントのスッキリ感には紅茶が合うんですよね。チョコミント飲料って乳脂肪分が多いせいかもた~っとした印象で、スッキリ感が無くなってしまっているんですよ。舌の上に残る感じとでもいいますでしょうか。これがお店で飲めるチョコミント飲料とかだとかなりスッキリするんですが↓
コンビニで売られているパック飲料だと安定剤のせいなのか、脂肪成分のせいなのか口の中が『もちゃ~』っとして美味しい~♪って感覚になりません。
今後コンビニでチョコミント飲料を発売される場合にはここの「スッキリ感」をもうちょっと重視して商品開発していただければなと思います。まさかこれがこのジャンルの最終地点じゃないですよね?これ以上工夫のしようがないわけないと思います。今一度再検討して欲しいジャンルの商品です。
よって個人的にこの「クールチョコミント」飲料はナシです。
トルコ風はバニラがベスト?トルコ風チョコチップミント
続いてファミマから新発売されたのが「トルコ風チョコチップミント」です。
トルコ風アイスとはトルコアイスで使われている「ドンドゥルマ」をモデルにした日本独自のアイスです。(あくまでもトルコ風なのです)
このドンドゥルマは「サーレップ」と言う高価な原料を使っているらしく、日本で作られるアイスではサーレップの代わりに澱粉(でんぷん)で作っているそうなのです。
このトルコ風アイスチョコチップミントは
加工でん粉を使っているようですね。日本ではサツマイモや大和芋等を使うようです。
で、ここが問題です。
アイスに芋を足すわけですよ。単純に考えて。
どうなると思いますか?口の中がアイス芋になるわけです!!!!
いえ、厳密に芋の味がするわけではないのですが粘り気のあるとろみと言いますか、もたつき感が居座るわけです。
ミントはスッキリが売りなのに、なんで口のなかがもたつくんだよーーーー!!!!って叫びたくなります。
やっぱりトルコ風アイスはバニラがベストなんではないでしょうか。そもそも本場のサーレップで作られたトルコアイスを食べた事がないので比較のしようがありません。
このサーレップは日本で言う「くず粉」と似ているそうで、トルコではサーレップ粉を溶かして飲むそうです。これが葛湯とかなり似ているそうです。たしかにくず粉は高価ですよね。私は葛湯がかなり好きです。生姜と合わせると冬にいい飲み物ですよね。
何だかんだ書きましたが、現時点でトルコ風アイスのチョコミントは無しです。
デビルズケーキにチョコミントを合わせるとネオデビルになるのか?
ファミマではデビルズケーキが既に人気になっています。デビルズケーキとはアメリカで「悪魔的に美味しいチョコケーキ」を指しているそうで、正式なレシピがあるわけではないようです。メインはチョコを使ったケーキのようです。
こんな風に、
チョコビスケット
コーティングチョコ
ミントムース
チョコチップ
ガトーショコラ
と、5層に別れています。かなりちっちゃいですが、これでも329calと悪魔的。悪魔的に美味しいけど悪魔的なカロリーでもあります(笑)
このケーキを食べて一つ感激したことがあります。それが一番上のチョコビスケットです。このチョコビスケットかなりザクザク系で、口の中で粉と化す程さらさらに溶けるんですね。これがスッゴイ合うんです。
この「ほろ苦さ」がここまでこのケーキに合うとはビックリしました。これは個人的に一つの発見でした。チョコミントに何かをプラスするとしたら、それは「ほろ苦さ」が合うということです。全体的にしっかりまとまった味なので、ミントムースとの相性も良いです。やはりミントに餅やらでん粉やら掛け合わせるより、紅茶とかカカオとかさっぱり系を掛け合わせた方が合うんじゃないかと思います。あと割と合うと思っているのが「蒸しケーキ」ですね。これも重くなくさっぱり系なのでミントとの相性がいいです。今年もパスコさんとニューデイズさんはチョコミント蒸しケーキだしてますね。
そんなこんなでこの「デビルズチョコミントケーキ」は個人的にアリです★
そして、いよいよミニストップ商品のレビューです。
ファミマに比べて店舗数が少ないミニストップですが、商品開発力はいかなるポテンシャルを秘めているのでしょうか…!!??
分かってる!!ふわもちロールケーキチョコミント
ついにこのジャンルが来たか…と思ったのがこのロールケーキ!フライング夢中で食べちゃって、食べかけの写真でスミマセン。
先に言ってしまおう。この商品はアリだ。443カロリーと暴力的なカロリーではあるが、ひょいぱく、ひょいぱくと食べずにはいられない。
では、なぜ食べやすいのか…それは甘さが絶妙だからに他ならない!!!
よくこの領域にたどり着いて下さったと、商品開発された方にはお礼を言いたいレベルである。ファミマのデビルズチョコミントケーキでも悟ったが、チョコミントには「ほろ苦さ」がかなりマッチする。このふわもちロールケーキチョコミントは、外側をココア生地で巻いたことにより、ミントクリームを活かしている。そして特筆すべきはこのミントクリームにある。
絶妙~な甘さ!
これだよこれ!このぐらいが丁度いいの!ミントが活かされているの!!
で、さらに刻まれたチョコがさりげなく入っている。これも丁度いいね。サイコー(*^^)v アホみたいに甘いクリームはぶっちゃけミントに合わないと思っている。もちろん好きなんだけど、チョコミントには合わないんだよね。このふわもちロールケーキチョコミントの甘さを出すのに相当試行錯誤したんじゃないかな?って感じてます。私はこのロールケーキはアリだと思います。
さらに分かってる!チョコミントモンブラン
ミニストップにはチョコミントの神がいるのか?と、思ってしまうほどの傑作が続きます。それが同じくミニストップから出ているチョコミントモンブランです。
チョコミントとモンブラン?と思いましたがこれはぶっちゃけ栗は使われていません。一応モンブランの定義は栗を使ったクリームを山に見たてて盛ったものを言うみたいなのですが、まあこの際その辺はどうでもいいでしょう。メジャーなネーミングにしたかっただけだと思います。それよりもこのチョコミントモンブランの完成ぶりに私は感激しました。
またちょっと「甘さ」の話をしてしまいますが、これも甘さが丁度いいのです。ミントを主題にした洋菓子として正解の域だと思います。食感も”チョコがカリカリ””ゼリーがぷにぷに””クリームしっとり””クリームふんわり””土台がもっちりサックリ”と、5種類の食感が楽しめて十分エンタメしているんですね。これはスゴイ!
甘さよし、食感よし、バランスよしで、非の打ちどころがないじゃないかー!!と、言わんばかりの逸品です。
普段モンブランなんか食べない私ですが、チョコミントモンブランとして十分美味しいケーキでした。これはアリです。
もはやチョコミントの申し子無限チョコミントプリン
実は私プリンあんまり好きじゃないんです。カスタードをひたすら食べる行為がどうも苦手で…。もちろん美味しく頂きますけどね。自ら進んで買って食べたりしないんです。ですからこの無限チョコミントプリンもどうだかなー…って感じで手に取ったんですが…。これはアリでした。
比較用の写真を取り損ねたんですが、無限チョコミントと言っているだけあって量はたっぷり入っています。ファミマの「俺の~」シリーズ並にたっぷりな分量です。
一口食べて驚きました。
「こ、これはアリだ!!」
そう、恐れていた甘ったるいカスタード感が皆無だったのです!!
「さ、爽やかや~( ゚Д゚)」
と、お口の中を程よいミントが駆け抜ける感じでした。ミントがキツ過ぎることもなく、カスタード感が甘すぎるでもなく、本当に絶妙、超絶妙~な甘さ加減です。
プリンは甘くて苦手と思う人には是非召し上がって頂きたい。量も多いですが、案外食べれます。それだけしつこさがない良いプリンなのです。さらにはミントなんて歯磨き粉じゃん!って敬遠している方にも一度召し上がって頂きたい。想像以上に食べられる商品だと思います。
ここまで3つ食べて気が付いたことがあります。
ミニストップなかなかスゴイじゃん…と。
で、おもむろに商品ラベルを見てみると、なんと製造者が同じ所でした。
それがこちら株式会社ドンレミーさんです!
どうやら女子社員が中心となって新商品を開発されているそうなんですが、商品をよくよく見るとわりとあちこちで見かける商品を手掛けているように感じました。
現在フォトコンテストをやっているそうですよ。かなりマイナーなのか投稿者がめっちゃ少ないので今がチャンスです!(笑)
で、このドンレミーさんですが、なんとアウトレットを行っているそうです。
アウトレットとは、製品を作る過程ででてしまった切れ端とか規格外のものを格安で販売するやつですね。
高崎店、北千住店、上野不忍店、岡山店、千葉店があるようです。お近くの方は是非行ってみて下さい。
今回のチョコミント商品の開発力は本当に素晴らしいと思いました。やっぱりこの味を作るまで試行錯誤をされたんだと思います。ミントを活かしている点も愛があるなと感じましたし、ドンレミーさんは自然にこだわった商品作りをされているそうなので、これからも頑張って欲しいです。
が、しかし
ドンレミーさんの公式ホームページを見ると若干年齢層高め?のような社員の方のお写真がちらほらと…(*_*)インスタもやっているのにイマイチ盛り上がった感もなく、twitterもやっているのにハッシュタグ付けていなかったりと、広報何やってんの!!と、外野の私も怒り出すレベルです(爆)
せっかく一生懸命愛を注いで商品開発しているのに広めるのが下手なのか…。ファミマで販売できず、販路が少ないミニストップなのか…。まあ大人の事情がたくさんあるのでしょうが、こう言った良い商品が世に出回らないのは寂しい感じがしますね。是非これからも頑張って商品開発を進めて欲しいです。
セブンVSファミマVSミニストップのチョコミントシューどれが旨いか?
今現在では、ファミマのチョコミントクッキーシューとミニストップのチョコミントシュークリームが食べ比べできます。過去にセブンからチョコミントシューが出ていましたが、これとファミマのチョコミントシューはほぼ同じに見えます。値段も一緒のようですしね。
若干の違いは、今回のファミマの方が上部の記事にアーモンドが練りこんであることぐらいでしょうか。ひょっとしたらセブンのこの商品が人気だったので、真似して出しているのかもしれませんね。
実際食べ比べてみた感想ですが、うーん…。安かろう悪かろうかな…と言ったのが正直な所です。今回のシュークリームは、値段の差が大きいんですね。ファミマのチョコミントシューは税込み150円。かたやミニストップは税込み120円。
コンビニスイーツの10円の差って大きいんですよ。以前TVのドキュメント番組でコンビニスイーツ開発の裏側を見たんですが、値段設定はかなり細かく考えられていました。
たかが30円、されど30円ですが、この30円の差で全くクオリティーの違ったものが生まれます。よって今回のチョコミントシュークリームで言えば、ファミマとミニストップで比べると断然ファミマの方が美味しいとなります。特にミニストップのチョコミントシュークリームの中のチョコクリームが個人的にはあまり美味しく感じられなかった感があります。ちょっと値段は上がりますが、上にチョコが厚くコーティングされているとパリパリ感もあり、濃厚さもあり美味しさを感じました。
過去に食べたセブンのシュークリームと比べると、うろ覚えですがセブンの方が良かった感がありますが、今回のファミマシューもなかなかでした。
ファミマVSミニストップまとめ
やはりファミマもミニストップもそれぞれ頑張って下さっている事を感じました。ファミマは何となくですが、新しい物を出すと言うよりかは従来のヒット商品をいかに早く流行り物と混ぜて再販するか?に重きを置いている感じがします。ですので商品開発のスピードが速く感じます。新しいものをポンポン出してくれるイメージと言う感じでしょうか。方やミニストップは全国的にファミマほど店舗数がなく、新商品をポンポン出すと言うよりかは、ココじゃないと買えないものを出す。わざわざミニストップを選んでもらうように商品開発しているように感じました。ですのでオリジナリティがあるのかもしれません。
どちらもそれぞれの特徴があり、それぞれがそれぞれに商品開発をして下さったおかげで、色々なタイプのチョコミントが楽しめるわけです。
正直ここまでチョコミントのブームがなければ一生頂けることがなかったであろうスイーツがこう連日食べられる環境にあるだけでありがたいですし、楽しませて頂いています。この市民権がきちんと得られれば今後も”夏はチョコミント”と、言う認識で毎年コンビニから新作がお目見えするかもしれません。
今日はセブンイレブンでチョコミントわらびもちを買ってきました。
セブンもファミマもローソンもミニストップもNEWDAYSも、それぞれのコンビニさんがそれぞれに商品を開発して下さっているこの日々がありがたいと思う今日この頃なのであります。